株主通信vol.19

株主の皆さまへ

 株主の皆さまには、日頃から、あたたかいご支援をいただき誠に有り難うございます。
また、当社のホームページをご覧いただき有難うございます。

 さて、当第3四半期連結累計期間(2012年1月〜9月)における日本経済は、震災復興
需要などから内需が比較的堅調に推移したものの、ギリシャやスペイン等南欧諸国の債務
問題長期化を背景に欧州経済がマイナス成長に陥ったことや、中国 ・インド等新興国の景
気が減速傾向にあることなどを背景に輸出や鉱工業生産が弱めの動きとなり、全体として
3月までの回復の動きが4月以降足踏み状態となりました。また、こうした経済情勢を反映
して、4月以降円相場が反転上昇するとともに、株式相場も同時期より下落局面に転じまし
た。
 このような経済環境のもと、当社グループは総合ファスニングメーカーとして、作業性、耐
久性、耐震性、そして環境保全に適合する付加価値の高い製品の開発・販売に取り組むと
ともに、被災地の漁業関連施設等の建設に当社製品が使用されるなど、震災復興需要にも
積極的に対応してまいりました。しかしながら、主力の住宅向け事業において需要の一時的
な減退の影響等により工場生産高が減少したことに加え、関東における物流拠点拡充のた
めの諸経費等が増加したため、第3四半期連結累計期間の経営成績につきましては、売上
高5,687百万円(前年同期比6.0%減)、経常利益28百万円(前年同期比88.6%減)、 四半期純利益は6百万円(前年同期比93.9%減)という結果となりました。

 今後も国内外の経済動向におきましては不透明感が強く、厳しい事業環境が続くと予想さ
れますが、グループで保有する中国生産拠点や環境配慮型の表面処理設備等の強みをさ
らに活かし、積極果敢かつ効率的な事業活動を目指してまいります。

 なお、当社は中国の江蘇省太倉市の現地法人にて住宅用金物やドリルねじ等の建築用
ファスナーを生産しておりますが、尖閣諸島をめぐり中国全土で発生した反日デモ等による
被害は全く生じておりません。

 株主の皆さまにおかれましては、今後とも変わらぬご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
日本パワーファスニング株式会社
代表取締役社長 土肥 智雄